根管治療Q&A

根管治療後は普通の生活をしても問題ありませんか?

はい、問題ありません。ただし、歯は以前よりも弱くなっていますので、これまで以上に虫歯や歯周病の予防を丁寧に行ってください。

以前に根管治療を受けた歯が痛むのですが、失敗でしょうか?

歯が痛む原因はさまざまですので、一概に根管治療の失敗とは言えませんが、まずはお早めにご来院ください。当院では、他院で受けた根管治療が失敗していた場合でも根管治療リカバリーなどで対応できます。

根管治療の成功率はどれくらいですか?

治療後の患者様自身のケアにもよりますが、歯髄(歯の神経)を取る治療の場合の成功率は90%以上、再治療の場合は約60%とされています。

抜歯してインプラントを入れるのと根管治療を受けるのとではどちらがいいですか?

根管治療は残っている歯に対して行う治療、インプラントは失ってしまった歯を補う治療です。そもそも目的の異なる治療ですのでどちらがいいかは一概には言えませんが、どんなに優れた人工歯でも本物の歯に勝るものはありません。抜かずに済むなら、できるだけご自身の歯を残すことをおすすめします。

根管治療後は虫歯にはなりませんか?

いいえ、虫歯になることはあります。根管治療後は以前よりも歯が弱くなっており、虫歯菌が再び感染するリスクもあります。また、歯の神経がないため虫歯が進行しても痛みがない状態ですので、以前よりもしっかりとケアをしてください。

根管治療にはどれくらいの時間がかかりますか?

1回あたりの治療にかかる時間は、60~90分ほどです。通院回数は治療の内容によりますが、通常は1~2回、再治療の場合は2~3回が目安になります。

根管治療で使うマイクロスコープは拡大鏡とは違うのでしょうか?

どちらも治療する箇所を拡大して確認するものですが、拡大できる倍率は拡大鏡が2~3倍であるのに対して、マイクロスコープは数倍~数十倍になります。

根管治療をした歯の寿命はどれくらいですか?

歯の健康維持にはさまざまな要素が必要ですので、必ずしも何年持つとは断言できません。抜歯せずに済んだ大切な歯の寿命を少しでも延ばすために、ご自身でのメインテナンスや歯科医院での定期検診を続けましょう。

根管治療後の歯が歯ぎしりで割れることはありますか?

歯ぎしりや食いしばりは、健康な歯にもダメージを与えます。根管治療後の歯は健康な歯よりも弱くなっているだけに、歯ぎしりによって折れてしまうおそれもあるでしょう。当院では、マウスピースを使った治療で歯ぎしりによる歯へのダメージを抑える処置をしています。

無菌的処置とはどんな方法ですか?

根管治療が失敗する大きな原因は細菌感染です。無菌的処置とは、ラバーダム(ゴム製のマスク)などで患部への細菌が含まれた唾液の侵入を防いだり、消毒薬を正しく使用したりすることで、細菌感染を可能な限り抑える方法です。

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